【石井孝明】 「安倍晋三氏はヒトラーとどこも似ていない」 | 政治備忘録

【石井孝明】 「安倍晋三氏はヒトラーとどこも似ていない」

Share

石井孝明氏の記事で、ご紹介したいものがある。
ご紹介したいと思ったのは、最近よく見かける、無暗にヒトラーを持ち出す人たちが何だか滑稽だからだ。

記事によると、たとえばこんな具合。

桑田佳祐氏:NHKの紅白歌合戦でヒトラーの真似をして安倍政権を批判
日本共産党の活動家 池内さおり氏党のイベントでヒトラー風の安倍首相の顔をドラムにつけ、たたき続ける写真を公開
偏向報道を続けるTBSのサンデーモーニング:その趣旨の番組をつくった

(桑田佳祐氏とサンデーモーニングに関しては、私は見てないので断定して良いのかは不明。サザンオールスターズの楽曲の歌詞だけ読むと、一方的な安倍政権批判には見えないが…。ただ、上記の例は別にしても、すぐヒトラーと言い出す人が増えたのは事実。なんと国会でも、野党議員がナチスに喩えて安倍首相批判を繰り広げた。それも一度ではない。)

ヒトラーやナチスとなぞらえて日本を批判する手法は、韓国がよく使っていた。朴槿惠大統領は外交先でもそれをやった。そしていつの間にか、日本の人々が真似している。以下の引用にもあるように、安倍首相とヒトラーとでは、人間性も背景も全然違う。いいオトナがなんだかバカバカしいし、批判したいなら理論的な言葉でやって欲しい。

一体何のためにこんなことをしているのだろう。安倍首相のイメージ悪化を図るため? 同じ考えを持つ人同士で嘲笑するため?

韓国の朴槿惠大統領が行く先々でやっていたこの手のプロパガンダなら、到底納得はできないが目的は分かる。しかし、国内の人がこれをやって、異なる考えを持つ人々に対し有効的なメッセージを伝えられるだろうか。

特に政治家がやっている姿を見ると、少なくとも愛国者には見えない。中韓の、いつもの「事実は関係なし」の反日喧伝と同じことを言ってどうするのだ。そんな政治家は日本にいらない。
それに、データに基づいた冷静な比較ならまだしも、いつまでもヒトラーを利用されるドイツの立場を想像すると、平和を望んでいる人達にも見えない。一見、平和や平等を求めるこの手のタイプはいつも、最も差別的な人達に見える。逆の立場で想像してみることはできないのだろうか。

安倍政権を批判するなら、是非もっと具体的に、理論的に、生産的にやって欲しい。私は安倍政権を応援する立場だが、本心から反対の意見を出して欲しいと思う。もちろん、理想論でなく現実的なやつで。(…もしかして、それができないからヒトラーを持ち出してくるの?)

石井孝明氏「安倍首相はヒトラー? 歴史知識のなさを笑う--本当に怖いのは…」

日本を傷つける勢力に隙を見せるな

「安倍首相とヒトラーは同じ」。こんな主張をする人が増えている。

NHKの紅白歌合戦で桑田佳祐氏がヒトラーの真似をして安倍政権を批判した。(筆者は未見)日本共産党の活動家の池内さおり氏が党のイベントでヒトラー風の安倍首相の顔をドラムにつけ、たたき続ける写真を公開した。偏向報道を続けるTBSのサンデーモーニングも、その趣旨の番組をつくった。(筆者は未見)桑田氏も、池内氏も、とても醜悪だ。ちなみにこの暴力的な活動家池内氏は12月の選挙で衆議院議員に当選した。世も末だ。

ヒトラーとどこも似ていない安倍晋三氏

その1・ヒトラー政権と安倍政権の目指す目標は同じか

ヒトラー政権は犯罪集団だった。安倍首相は改憲による国の変革を主張するが、現行憲法にはおかしいところが多いので、別に異常な行為とは思えない。

その2・ナチズムは日本で広まるのか

その可能性はない。これは1930年代初頭のドイツの特異な状況から生まれた政治体制だ。

その3・ヒトラーと安倍首相は手法が似ているのか

安倍首相が事実上の解釈改憲で、集団的自衛権の運用を弾力化しようと動いている。これをヒトラーに例える人が多いようだ。しかし、その程度は限定的で、ヒトラーの政府乗っ取り行為とは、まったく違う。暴力による政治活動も、安倍政権は行ったことはない。上記の共産党活動家のように日本は「民主派」の方が暴力的だ。

その4・ヒトラーと安倍首相は性格が似ているのか

まったく違う。ヒトラーは放浪癖のある失敗した画家で、ボヘミアン的なだらしない人物であったという。そして第一次世界大戦の古参兵で、兵士として有能だったという証言がある。普通の人は戦争の悲惨さに傷つくが、彼は戦場で力への信奉を植え付けられるという変わった反応をした。性格に欠陥があったようだ。

ヒトラーから学ぶべき教訓「決められない政治への怒り」

安倍晋三氏とヒトラー、そしてその運営する政権はまったく違う。同じだと騒ぐ人の、歴史知識の乏しさを、私たちは笑った方がいい。

ただ一点、警戒すべき点があると思う。ヒトラーを生んだ状況と今の日本は、似た点がある。それは「政治が何も決められない」ということだ。

「誰かが決めてくれ」。安倍政権によって、そうした声が強まって政治不信が深刻になることの方が、歴史を学んだ私にとってよほど怖い。そして政治家をヒトラー呼ばわりすると、本当に危ない政治家が出てきたときに警戒が薄れる「狼少年」状態をつくってしまうかもしれない。それも危険だ。

安倍政権が、不作為によって日本の破局をもたらすかは、現時点で分からない。しかし歴史から誤った教訓を引き出してはいけない。

出典:アゴラ

かなり抜粋して引用したので、興味を持たれた方はアゴラで読んで下さいね。

Other Entry

Share

Follow

【石井孝明】 「安倍晋三氏はヒトラーとどこも似ていない」
この記事をお届けした「政治備忘録」の最新情報を、いいね してチェックしてね!
トップへ戻る