【岸田外務大臣】邦人殺害テロ事件を受け、今後の日本外交3本柱を発表
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岸田文雄外務大臣は17日、今般の邦人殺害テロ事件を受け「3本柱」の取り組みを進めることを発表しました。
1.テロ対策の強化
- 中東・アフリカでのテロ対処能力向上支援(計約1,550万ドル)
国境管理,捜査・訴追能力,法整備等- 国際的な法的枠組みの着実な実施・強化(安保理決議第2178号等を含む)
- マルチ・バイの枠組みを通じたテロ対策強化
- 在外邦人の安全対策強化
2.中東の安定と繁栄に向けた外交の強化
- 積極的な中東外交の展開
ハイレベル要人往来(首脳・外相レベルの対話の強化)
多様なコミュニティー(含むビジネス界等)とのパイプ強化
テロ関連情報を巡る協力強化- 安倍総理が表明した総額2億ドル程度の支援の実施及び人道支援の拡充
- 経済成長の促進に必要な地域の経済・社会安定化支援
3.過激主義を生み出さない社会の構築支援
- 「中庸が最善」の実践(活力に満ち,安定した社会の実現)
若者の失業対策,格差是正,教育支援
ポスト紛争国における平和の定着に向けた支援- 人的交流の拡充(宗教指導者の招聘等を含む)
- ASEANとの連携(穏健主義の促進等)
出典:外務省