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外務省ホームページ 「韓国と基本的な価値を共有する」を削除

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外務省は2日、同省のホームページで韓国に対する記述変更をした。

 
この後2015年4月3日、外務省がまとめた平成27年版「外交青書」では、日韓関係でこれまで使用してきた「基本的な価値を共有する」との表現が削除されることが分かりました。
参考記事平成27年版外交青書、対韓国「価値共有」削除

一方、韓国外務省は2015年11月13日、外交白書を公表し「韓日は価値と利害を共有する大切な隣国」と記載したことが分かった。
参考記事 韓国の外交白書「韓日は価値と利害を共有する大切な隣国」

変更箇所

外務省ホームページの、
トップページ > 国・地域 > アジア > 大韓民国 > 大韓民国基礎データ のページに記載されている、「二国間関係」の箇所。

変更内容は以下の通り。

更新前

「我が国と、自由と民主主義、市場経済等の基本的価値を共有する重要な隣国」

更新後

「我が国にとって最も重要な隣国」

 

「自由と民主主義、市場経済等の基本的価値を共有する」削除 されている。

分かりやすいメッセージだが、文句を言われるような変更ではないところがいい塩梅では。

 

変更理由(外務省幹部)

外務省幹部は4日までに、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が韓国の朴槿恵大統領への名誉毀損で在宅起訴された問題で、民主主義の根本である「法の支配」をめぐり両国間に価値観の隔たりがあるのを理由に挙げ「韓国の法の支配には疑問がある。価値観が同じとはいえない」とした。

「韓国は本当に民主主義国家なの?」ということか。最近の司法はホントおかしい。

そういえば、元駐日韓国大使館公使の洪熒(ホン・ヒョン)氏が、新日鉄住金の戦時徴用訴訟判決の頃、言論テレビ(2013年08月23日)で「親北朝鮮勢力は、憲法が否定する“遡及法律”で過去の判決を覆している」という話をし、「日本は韓国の反日ばかりを指摘するが、本当は北に翻弄されているのだから、それを理解して韓国に協力すべきだし、それは当然のことだ」というような発言を何故か偉そうな態度で言っていたのを思い出す。

あの時、櫻井よしこ氏の意図とは裏腹に「ああ、やっぱり韓国とは関わりたくない」と強く印象付けられてしまった。

今回の産経新聞支局長の一件も北朝鮮のせいなんでしょうか(笑)。

 

安倍晋三首相の施政方針演説でも同様の変化(2月)

韓国に関し「基本的な価値や利益を共有する」とした前年の文言は使われなかった

どうやら計画的な変更らしい。

 

菅義偉官房長官による記者会見での説明(本日・4日)

記者の質問に対し「外務省のHPはどんどん更新しており、常にその部分だけ固定されるということはない。韓国はわが国にとって重要な隣国だ」と述べた。

失言のない安定の菅官房長官。

日本、静かに韓国から後ずさり。

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