【慰安婦問題】米政府調査で「奴隷化」の証拠、一点も発見されず
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慰安婦問題に対する産経新聞の執念は本当にすごい。
2014.11.27の記事によると、
米政府がクリントン、ブッシュ両政権下で8年かけて実施したドイツと日本の戦争犯罪の大規模な再調査で、日本の慰安婦にかかわる戦争犯罪や「女性の組織的な奴隷化」の主張を裏づける米側の政府・軍の文書は一点も発見されなかったことが明らかとなった。戦時の米軍は慰安婦制度を日本国内の売春制度の単なる延長とみていたという。調査結果は、日本側の慰安婦問題での主張の強力な補強になることも期待される。
「ナチス戦争犯罪と日本帝国政府の記録の各省庁作業班(IWG)米国議会あて最終報告」として、2007年4月にまとめられた。米側で提起されることはほとんどなかったが、慰安婦問題の分析を進める米国人ジャーナリスト、マイケル・ヨン氏とその調査班と産経新聞の取材により、慰安婦問題に関する調査結果部分の全容が確認された。
出典:産経ニュース
とのことだ。調査対象となった未公開や秘密の公式文書は計850万ページ。その中に慰安婦関連の資料は「1点も」みつからなかった。
河野談話とは一体なんだったのだろう。
安倍政権が「河野談話を撤回はしないが検証はする」としたことについて批判する人もいるが、私は、韓国や中国、国際社会に批判の隙を与えず、結果的に河野談話を骨抜きにした実に巧妙なやり方だったと思っている。日本政府としては、これ以上よい方法はなかったのではないか。
その過程で、慰安婦問題の嘘を暴き続けたのが産経新聞だ。産経の厳しい追及がなければ、朝日が誤報を認めるまでに至らなかったのではと思う。
朝日新聞は慰安婦問題誤報を追及する他紙に対し「そんなに批判したら新聞の信用を失うから、朝日だけの問題じゃ済まなくなるよ」と脅しにも聞こえるようなことを書いたが、私は朝日新聞への信頼は相変わらず失墜したままだが、産経新聞への評価は高まった。
ところで、この記事のなかで気になる一文がある。
報告の序文でIWG委員長代行のスティーブン・ガーフィンケル氏は、慰安婦問題で戦争犯罪の裏づけがなかったことを「失望」と表明。調査を促した在米中国系組織「世界抗日戦争史実維護連合会」の名をあげ「こうした結果になったことは残念だ」と記した。
わざわざ調査を促した在米中国系組織「世界抗日戦争史実維護連合会」の名をあげ、慰安婦関連の資料がみつからなかったことを「失望」「残念」と表明しているのだ。
調査結果を報告するための序文で。
これについて青山繁晴氏は「中国は、アメリカでの反日活動に年間1兆円使っているから、それで潤っている人たちがこのようなコメントをする」と語っていたが、これって「中国の工作機関から頼まれました!中国の工作はホントすごいんだよ!それでもダメでした!」とわざわざ表明しているようなものだと思うんだけど…。
中国がどのような国か、どのような工作が行われ、それに関わる人の人間性がどの程度のものか、世界の人々に知ってもらえばいい。