ヘーゲル米国防長官、辞任 | 政治備忘録

ヘーゲル米国防長官、辞任

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オバマ大統領は、ヘーゲル国防長官とともに24日(日本時間25日未明)、ホワイトハウスでヘーゲル米国防長官の辞任を発表。
ISISへの対応を巡り、地上部隊は派遣しないとするオバマ大統領と、小規模な地上部隊をイラク軍に同行させることも選択肢から排除しないとする国防総省との間で、意見の違いがあったという。

小野寺五典 元防衛大臣は、以下のようなコメントを書いている。

小野寺五典 元防衛大臣のツイッター。11/25 15:15時点のキャプ。

小野寺五典 元防衛大臣のツイッター。11/25 15:15時点のキャプ。

当時防衛大臣だった小野寺五典氏がこう書いているのだから、日米の関係改善に尽力した人なのだろう。

ヘーゲル氏は昨年2月に就任。オバマ政権の安全保障チームの中で唯一の共和党出身者だった。

ヘーゲル氏の名を聞いて思い出す出来事は、ジョン・ケリー国務長官と共に外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)のために来日した際、千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れ献花したことだ。これは日本の招待ではなく米国側の意向によるもので、同墓苑を訪問した外国の要人としては1979年のアルゼンチン大統領以来、最高位の政府高官だった。

このとき同行した米国防総省高官は記者団に対し、千鳥ヶ淵戦没者墓苑はアーリントン国立墓地に「最も近い存在」だと説明。ケリー国務長官とヘーゲル国防長官は「日本の防衛相がアーリントン国立墓地で献花するのと同じように」戦没者に哀悼の意を示したと述べた。

その後、安倍首相は靖国参拝し、アメリカ国務省の「失望」発言へと繋がる。当時日本人は米国側の対応を理解しかね、困惑した。しかし今ならその意図が理解できる。

更迭の理由について、

イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対する掃討作戦などをめぐる意見対立が背景にあるとみられる。

産経

支持率が下降しているオバマ政権の安全保障政策に対する批判をかわし、体制刷新を図る狙いがある。

時事

との記事が目立つ。

先述した、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で共に献花したケリー国務長官は、

知らせを聞いて、とにかく悲しいが、彼の決断を尊重している。古くからの偉大な友人であり、上院議員の時もともに仕事をしてきた。国防長官としてアフガニスタンの政権移行を支えるなど多くの実績を残し、安全保障の会議の場でも、われわれは協力し合ってきた。

NHK

と述べた。

オバマ氏の任期はあと2年。…不安だ。

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