河野太郎大臣のNHK批判はフェイク|ワクチン接種スケジュール報道はデタラメではない
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河野太郎大臣への評価が高まっている。
2021年1月16日に行われた毎日新聞と社会調査研究センターの全国世論調査では、次の衆院選後の首相にふさわしい人物として河野太郎氏が1位に選ばれた。
しかしわたしは、河野太郎氏が何をしても批判されず、評価ばかりが高い現在の状況を危惧する。
河野太郎氏が注目され評価を高めている理由には、SNSによる発信力が一因として挙げられるだろう。昨日も以下の発言があり、多くの共感を得た。
このようなメディア批判に賞賛が集まるのは、前提として多くの人がメディア不信を抱いているからだろうし、それはとてもよく理解できる。
このときNHKは何を報道したかを確認してみると、その内容は「2月下旬をめどに医療従事者約1万人、3月中旬をめどに同約300万人」という接種スケジュールだった。
さて、このスケジュールは完全なデタラメで、NHKが勝手に作ったものなのだろうか。
結論から言うと、この内容は厚労省が公開している資料に記載されている。
出典:厚生労働省(PDF)
このように、NHKのワクチン接種スケジュール報道には根拠があるため、河野太郎大臣が「デタラメ」と批判するのには違和感がある。
朝日系の人にこう言われるとモニョるし拒否反応を示す人も多いとは思うが、わたしもこのツイートと同じ感想を持ってしまう。
またトランプ支持者に嫌われそうなものを紹介してしまったが、わたしはトランプ大統領が好きだったし、日米にとっても世界にとっても、バイデンより良いと思っていた。しかし、トランプ大統領にも功罪があったことは否定できない。
メディア報道を鵜呑みにせず疑問を持つのは悪いことではないが、その結果、政治家やメディア批判者の発言を鵜呑みにすることに繋がるなら問題だ。
物事を単純化すれば楽だが、1つ1つの案件を丁寧に評価したい。