尖閣防衛「空自、那覇基地第9航空団」「陸自、与那国駐屯地」新設 | 政治備忘録

尖閣防衛「空自、那覇基地第9航空団」「陸自、与那国駐屯地」新設

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中谷元防衛相は26日の記者会見で、航空自衛隊「第9航空団」を今月31日に那覇基地で新編すると発表。新たな航空団が編成されるのは、約50年ぶりのこと。
築城基地(福岡県)のF15戦闘機部隊を那覇基地に移し、現行の1飛行隊から2飛行隊に増強し、F15戦闘機をこれまでの約1.5倍の約40機に増やした。

また、与那国島に陸上自衛隊の「与那国駐屯地」を3月28日に新設することも発表。

「いずれも南西防衛体制の強化を目に見える形で示すもの」と説明した。

Point
航空自衛隊、那覇基地に第9航空団の新編(1月31日)
陸上自衛隊、与那国駐屯地の新設(3月28日)
いずれも南西の防衛体制の強化を目に見える形で示すもの

中谷元防衛大臣 会見概要

平成28年1月26日(09時42分~09時46分)

1 発表事項

今日、閣議で、報告事項が2点ありまして、一つは防衛省の設置法の一部で施行期日を定める政令が決定されました。
これは航空自衛隊の那覇基地における第9航空団の新編を1月31日に行います。また、陸上自衛隊与那国駐屯地の新設を3月28日にすることを決定をいたしました。
いずれも南西の防衛体制の強化を目に見える形で示すものでございます。

もう1点は防衛省組織令の一部を改正する政令につきまして閣議決定されました。これは防衛省において普天間飛行場の代替施設建設事業を一層強力に推進をする必要があるということで、現在、推進チームがありますけれども、副チーム長とか事業班長とか、工事班長代理等、人員の増員を行うために大臣官房審議官等の定数の増員を行うというものでございます。

2 質疑応答

Q:北朝鮮の核実験から、ちょうど20日がたちました。防衛省としての、主な対応状況、それから、日米韓の制服組のトップの会談という話もありますが、合わせてお願いいたします。

A:今回の北朝鮮の核実験というのは、核開発をより進展させるものでありまして、わが国にとりまして大きな懸念でございます。そして、これに伴いまして、運搬手段となり得るミサイル能力の増強と併せれば、わが国に対する重大な脅威となっておりまして、わが国と致しましては、その動向について、平時から警戒監視を続けているわけでございますけれども、不測の事態に備えまして、引き続き警戒監視に万全を期して参りたいと考えております。なお、実験を踏まえまして、引き続き米国等と緊密に連携をしまして、関連情報の収集・分析に努めているところでございます。もう1つの、日米韓の制服組のトップが話し合うのかという御質問でありますが、御指摘の報道は承知しておりますけれども、現時点において、何ら決定はしておりません。日米韓の3ヶ国というのは、機会を捉えて、平素から連携を図っておりまして、北朝鮮問題を含めた様々な安全保障上の課題に対処するのが重要だと考えておりまして、今回の北朝鮮の核実験の実施等の情勢を踏まえまして、日米韓の3ヶ国が、制服組のトップを含む様々なレベルで連携を強化して、それを国内外に示していくということは極めて有意義なことであると考えておりますので、引き続き日米韓3ヶ国の連携強化に努めていきたいと思っております。

出典:防衛省

那覇基地「第9航空団新設」F15戦闘機1.5倍に

防衛省は31日、沖縄・九州の防空にあたる航空自衛隊那覇基地(那覇市)に第9航空団を新設し、配備のF15戦闘機をこれまでの約1.5倍の約40機に増やした。
九州・南西諸島の防衛力を高める「南西シフト」の一環。

那覇基地の2014年度の戦闘機の緊急発進(スクランブル)は468回で、国内の半分を占める。地域別では4年連続の最多で、この5年で4倍に急増した。中国機が東シナ海周辺での飛行を活発化させているためだ。

「那覇の戦闘機部隊はスクランブル数が多い上にカバーする空域が広く、他の戦闘機部隊と比べて負担が大きかった」(空自幹部)ことから、約50年ぶりになる航空団新設となった。増強されるF15は築城基地(福岡県)から移った。

一方、那覇基地の戦闘機部隊が使用するのは民間機や陸海自衛隊も使う那覇空港の滑走路1本。
那覇空港は14年度の離着陸数は15.5万回と国内有数の過密空港で、安全確保の徹底も課題となる。
昨年6月には空自ヘリが離陸滑走中の民間機の前を横切って飛行するトラブルが起きた。

防衛省によると戦闘機部隊増強で訓練飛行など離着陸数は一定程度増加する見込み。
国土交通省那覇空港事務所は「日中の混雑時間帯は、新たな訓練飛行を他の時間帯に分散するなどして民間機にこれ以上の影響を与えないよう要望している」と話す。

4年後の20年3月には2本目の滑走路の使用が始まる予定だが、それまで過密状態は続くとみられ、空自幹部は「南西防衛の任務をしっかり果たしつつ、部隊で工夫して運用していくしかない」と話している。

出典:毎日新聞 1月31日(日)

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