台湾南部でM6・4の地震【義援金送付先一覧】
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台湾南部で6日、マグニチュード6・4の地震が発生した。
多数の死傷者を出しているようだが、どの程度の被害なのかまだ分からない。
現段階(2月6日夜)の最新の情報では、台湾当局が「台南市を中心に12人が死亡、480人以上が負傷した」と発表している。
台湾では1999年9月21日に南部・南投県を震源とするM7・7の台湾中部大地震が発生、死者2400人、けが人1万人以上の被害を出した。台湾はこの地震を受けて建築基準を改正したため、改正以降の建物は耐震性が高い。
しかし、台南市で被害を受けた建物は築20年以上のものが多く、倒壊した16階建ての集合住宅は92年に建築許可を得ていた。
現地の様子を画像などで見ると、倒壊した建物とそうでない建物の明暗がはっきり分かれている様子が分かる。
倒壊した建物は元々の耐震性が低かった可能性が高いが、台湾では一部の建築会社に対する不信感も根強いため「手抜き工事」が原因ではないかとの見方も広まっているそうだ。
台湾は6日から旧正月に向けた休暇に入っており、市民生活にも大きな影響が出てしまった。南部では約40万戸が断水しているもよう。
義捐金送付先は落ち着いて選ぼう
台湾は東日本大震災のとき、台湾救援隊28名の派遣、総量560トンに及ぶ支援物資、政府並びに民間からの総額200億円近くに上る義援金などの支援をしてくれた。あの時の恩を忘れることはできない。
しかし焦らないで欲しい。
こういう時には必ず怪しげな団体が結成されたり、使途を明確にしない団体もある。また、思った以上に中抜きされる場合も。
送付先をじっくり見極めて、有効に遣ってもらおう。
義捐金送付先一覧(随時更新)
適宜追加、修正を行う。
日本赤十字社
受付終了
受付期間:平成28年2月8日(月)から平成28年3月15日(火)
http://www.jrc.or.jp/contribution/160208_004089.html
国境なき医師団
受付なし
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
Yahoo!基金
受付終了
http://donation.yahoo.co.jp/detail/1630020/
楽天クラッチ募金
受付終了
受付期間:2016年2月7日(日)~2016年3月31日(木)
http://corp.rakuten.co.jp/csr/contribution/
慈済基金会(東日本大震災時、被災者に現金を配った台湾の慈善団体)
常時受付
東日本大震災後、現地取材をした河添恵子氏は、「現地で『海外の支援元で印象が強かったのはどこか?』と尋ねたら、100%『台湾』と答えたことをまずお伝えしたい」と述べ、台湾が実際にどのようにお金を遣ったのかについて、次のような紹介があった。
東日本大震災時、台湾の「慈済基金会」は現金を封筒に入れ(金額は下の表)、いちいち頭を下げて被災者に配った。それも、名簿を作り、渡し漏れがないようにした。現地は、感謝と唖然とびっくりという状態だった。
(日本にも宗教団体が色々あるが、このような活動をしたという話は聞かなかったそうだ。)
4人以上の世帯では | 7万円 |
2~3人世帯では | 5万円 |
単身世帯では | 3万円 |
参考文献:チャンネルくらら 月刊河添恵子4月号
http://tw.tzuchi.org/jp/
クレディセゾン「永久不滅ポイント」による救援
受付終了
受付期間:2016年2月10日(水) ~ 3月31日(木)
http://www.cspresse.net/point/item/taiwan/
日本政府から台湾へのメッセージ
台湾の地震に関する安倍総理大臣発馬英九総統宛て,岸田外務大臣発林外交部長宛てお見舞いメッセージ
平成28年2月6日
1 本6日朝(現地時間3時57分),台湾南部の高雄市で発生したマグニチュード6.4の地震について,安倍晋三内閣総理大臣から馬英九総統に対して,以下のお見舞いメッセージを発出しました。
このたび,台湾南部において大きな地震が発生し,大きな被害が出ているとの報に接し,大変心を痛めています。
亡くなられた方々へのご冥福を心からお祈りするとともに,被害に遭われた方に対し,心からお見舞い申し上げます。
この困難な時に,日本は,台湾に必要な支援を何でも供与する用意があります。2 また,岸田文雄外務大臣から林永楽・外交部長に対して,同様のお見舞いメッセージを発出しました。
出典:外務省
台湾南部で発生した地震被害に対する緊急無償資金協力
平成28年2月23日
1 本23日,我が国は,2月6日(現地時間同日未明)に台湾南部で発生した地震被害に対する支援として,台湾赤十字社に対し,120万米ドルの緊急無償資金協力を行うことを決定しました。
2 これは,現地における情報収集や台湾側のニーズ等を総合的に勘案し,2月8日に発表した100万米ドル規模の支援の具体的な内容と金額を決定したものです。
3 我が国としては,本件協力によって,台湾赤十字社を通じて,地震被災者に対する避難生活支援等を迅速に実施する予定です。