バイデン米副大統領「日本の憲法、我々が書いた」ビックリ発言集
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バイデン米副大統領が「日本の憲法は我々が書いた」と言っている・・・。
これを聞いて「憲法改正の後押ししてくれてんの?」なんて思った人がいるとすれば、その人は大変 おめでたい 素直な人ではないかなと思います。
それはバイデンの最近の発言を見れば同じ感想を持たれる方が多いんじゃないかと思うので、そちらもついでにご紹介しますね。
ものすごく曲解して要約すると「我々は、日本に対して国際法違反したんだぞ(キリッ」と言っているんですが、大丈夫でしょうか。後述の通り、ご本人はトランプを批判して憲法の話を持ち出したようですが、すっかりトランプと同じ土俵で仁王立ちしています。
正直、本当にどうでもいいような話なんですが。しかし。
この発言がアメリカの副大統領によって公共ラジオで語られたということ自体は、大きな意味がある話だと思うので、ちょっと面倒ですが記録に残そうと思います。
よかったら、おつきあいください。
バイデン米副大統領「我々は、日本に核保有させないために日本の憲法を書いたった!」
バイデン米副大統領は15日、ペンシルベニア州スクラントンで米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の応援演説を行い、「私たちが(日本が)核保有させないための日本の憲法を書いた」と発言した。
各メディアは、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が主張する ‘ 日本や韓国の核武装容認論 ’ を批判したものだと報じている。
確かに日本国憲法は連合国軍総司令部(GHQ)主導で作成されたし、言われなくてもみんな知っている話だが、副大統領が日本国憲法を「私たちが書いた!」と明言するのは普通に考えると異常な話。
だってコレ、国際法違反ですから。
こんな人がアメリカの副大統領で、「もう世界の警察やめる!」「核兵器の先制不使用を宣言する!」とか言ってる人が大統領なのかと思うとクラクラします。
最近のバイデンびっくり発言集
日本は一晩で核保有可能
中国の習近平国家主席に、北朝鮮核・ミサイル問題での協力を求めた際、「日本が明日にでも核を保有したらどうするのか。彼らには一晩で実現する能力がある」と発言。
こちらは6月23日、アメリカ公共テレビ(PBS)のインタビューで語った。
この発言をニュースで聞いて「その通り」と得意げになっている おめでたい 素直な人もいたんですが、この発言がどのような文脈で語られたかが問題。
産経新聞(2016.6.24)によると、
習氏が「中国軍は米国が中国を包囲しようとしていると考えている」と述べたのに対し、バイデン氏が日本に触れ、米中の連携がなければ日本の核保有があり得るとの認識を伝えたという。
ズコーッ?
単に「米中が連携しないと、日本が核保有するかもしれないぞ!」って言っているだけなんです。まぁ暴れすぎの中国に圧力をかけた、と考える人もいるでしょうけど、基本的にパンダハガーですよね、この人。習近平とも長年のお友達ですし。
あんまり好意的に受け止めない方がいいと思うのですが。
バイデン米副大統領、安倍首相演説を評価
安倍晋三首相は昨年(2015年4月29日)、米上下両院の合同会議で日本の首相として初めて行った演説に対し、メディアの取材に答えて「アジア諸国に共感を示したことに最も好感を持った。首相は日本側の責任を非常に明確にした」と評価。
中韓との歴史問題についても「非常に率直な演説であり、理解されるだろう」と語っている。
これは普通の日本人から見ればびっくり発言というわけでもないですが、公平に人となりをご紹介しようと思い挙げました。
彼はパンダハガーだけど、日中韓問題において中国の代弁をするだけの人ではないんじゃないかな、たぶん?
クリントンが公務で私用メールを使ったけど、悪気はなかったんだぞ
クリントン前国務長官が公務で私用メールを使った問題を巡り、クリントン氏が米連邦捜査局(FBI)の聴取を受ける騒ぎになっていた先月、バイデン米副大統領は7月3日放送の米公共ラジオ(NPR)のインタビューで、「悪気があったとは思わない」と擁護した。
大統領候補の情報管理に対して、擁護の言葉が「悪気の有無」?
・・・とここまで見て、バイデン米副大統領って、ただの軽いお調子者だということがご理解頂けるのではないかと思うんですが、いかがでしょうか?
それほど強い信念を持っているようにも見えないし、全体的な発言を聞くとよく鳴く風見鶏といった印象です。
冒頭に戻りますが、バイデン氏がどんな人であろうと、米副大統領が公に「日本の憲法はアメリカが書いた」と明言したのは、客観的にはいいことではないかと個人的に思っています。
だって、日本では一部の人達が「日本が書いた!」と今も意固地に言い張っていますから。
護憲でもいいし左翼でもいいんですが、事実をねじ曲げたり、議論からすり抜けたりするのはやめよう、そろそろ。
わたしが記録として残したいと思ったのはこれなんです。
政治家にも専門家にもまともな議論をして欲しい・・・これが、右から左まで多くの国民の一致する願いだと思うんです。