水産庁、沖縄周辺サンゴ密漁の被害調査へ・・・小笠原は?
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水産庁が、沖縄周辺海域のサンゴの資源調査に乗り出す方針を固めた。
大挙襲来した「小笠原のサンゴ密漁は?」と思ったのだが、以下にまとめたように、サンゴの分布を示すデータがないから立証が難しいという理由のようだ。
基地移設反対派で自然破壊を声高に叫ぶ人々には、どうかこのサンゴ密漁にも声を上げて頂きたい。
翁長雄志知事は、中国の公船が沖縄の行政区域で領海侵犯を繰り返す中、中国トップに会っても何も発言しないうえ、マスコミに『領土問題は一地方自治体の長が言うべきでない』と述べた人だから、期待はできないだろうが・・・。
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水産庁、沖縄周辺海域のサンゴの資源調査へ
Point
直前の時期に宝石サンゴの分布状況などを調べたデータがある。
水産庁は、このデータと比較して乱獲を立証することで、中国に密漁の取り締まりと再発防止を迫りたい考え。
<疑問>なぜ沖縄だけ?小笠原は?
小笠原の場合
東京・小笠原諸島の周辺海域で、ピーク時200隻を超す漁船団を確認。
今年3月、同海域を調査したところ、海底から中国漁船のものとみられる漁網381枚が見つかったため、政府は外交ルートで中国政府に再発防止を要請。
しかし、小笠原では元々の海底の状況を示す資料がなく、被害の深刻さを立証しにくかった。
宝石サンゴの密漁、被害調査へ…沖縄近海で8月
中国漁船による日本近海の宝石サンゴの密漁問題で、水産庁は8月、沖縄周辺海域のサンゴの資源調査に乗り出す方針を固めた。
この海域では2013~14年頃、中国漁船による集中的な違法操業が行われた一方で、直前の時期に宝石サンゴの分布状況などを調べたデータがある。同庁は、データと比較して乱獲を立証することで、中国に密漁の取り締まりと再発防止を迫りたい考えだ。
宝石サンゴの密漁は、昨年9月から今年1月にかけて、東京・小笠原諸島の周辺海域でピーク時に200隻を超す漁船団が確認され、問題化。水産庁が今年3月、同海域を調査したところ、海底から中国漁船のものとみられる漁網381枚が見つかったため、政府は外交ルートで中国政府に再発防止を要請した。ただ、小笠原では元々の海底の状況を示す資料がなく、被害の深刻さを立証しにくかった。
出典:読売新聞 7月19日(日)
幾年もかけて成長するサンゴが金儲けのために乱獲されたうえ、外交カードに利用されるとは。
目の前に密漁で押し寄せる中国船を見て、拿捕もできない日本。この現実を、日本国民はどう感じているのでしょうか。悲しすぎますね。