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韓国軍の性的暴力訴えパク・クネ(朴槿恵)大統領に謝罪要求、在米ベトナム人など

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韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領のアメリカ訪問に合わせ、在米ベトナム人などの団体がベトナム戦争で多くの女性が韓国軍の兵士による性的暴行の被害を受けたと訴え、パク大統領に謝罪を求めた。
 

記事のポイント
在米ベトナム人などの団体が、「数千人のベトナム人女性が韓国軍から性的暴行を受けた」と訴えた。
「ウォール・ストリート・ジャーナル」に広告を掲載し、訪米中のパク大統領に対し、被害者に公式に謝罪するよう求めている
韓国政府はこれまでのところ、公式な反応を示していない

 

韓国のパク・クネ大統領のアメリカ訪問に合わせ、在米ベトナム人などの団体が15日、ワシントンで記者会見し、ベトナム戦争当時、数千人のベトナム人女性が韓国軍の兵士から性的暴行を受けたと訴えた。

記者会見には、被害に遭ったというベトナム人女性4人がテレビ電話で参加。

このうち、66歳の女性は、「薪を集めていたときに兵士に襲われた。その後妊娠し1970年に出産した。働くこともできず、子供に教育を受けさせることもできなかった」と訴えた。

また、60歳の女性は「家族でお茶やバナナなどを売る店を営んでいた。韓国兵士が来て母親が暴行され妊娠し、69年に男の子を産んだ。その後、私も暴行を受け71年に息子を出産した」と証言した。

被害者を支援するノーム・コールマン元上院議員は被害者の数を「数千人」と見積もり、このうち生存しているのは「約800人」だと説明している。

この団体は、アメリカの新聞「ウォール・ストリート・ジャーナル」の15日付けの紙面に広告を掲載し、訪米中のパク大統領に対し、被害者に公式に謝罪するよう求めている。

今回の記者会見について、韓国政府はこれまでのところ、公式な反応を示していない。

韓国のパク・クネ大統領は今月13日からアメリカを訪れ、16日にはホワイトハウスでオバマ大統領と首脳会談を行った。

参考文献:2015.10.16 NHKニュース、産経新聞

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